【コラム】Apple純正アプリの一斉無料化の謎とiOSデバイスの進化 #ねねっと #ios #apple #iphone

Appleの昨日の発表会は中々楽しい内容でした。

iPad Air いい製品に仕上がりましたね。

特に昨日の発表会で印象的だったのがエディーキューが登壇した前後でしょうか。

前半のOSとiLifeやiWorkとiCloudの発表は驚きと賞賛、多くの拍手とともに
『Free』の言葉が何度も飛び交ったことがなんとも 印象深かったところです。

Apple純正のアプリが、例えばMacOSが無料化したところで、疑問が発生。
そうして今このコラムを書いてるわけですが、MacOSには広告が入っていないので
広告プラットフォームとしてのAndroid(検索のセグメント分けをする広告媒体の源流)
とも違いますし、無料化をするということはカナリ危ういなと思った次第。

Appleにももちろん収益源は有り、それは皆さんが手にしているiPhoneだったり
iPadだったり、Macそのものだったりします。

そう、ハードウエアですね。

近年、iPhoneの類似品であるAndroidが多く出回っており、差別化をするのが難しくなった
と言われておりますが、OS部分とデバイス部分を一緒に有償で作っている
ということはとても意義のあることかと思います。

要は、iPhoneのハードが売れ続けてさえいれば、Appleは収益があり
それだけに、AppleはiPhoneが売れるように、iOSをはじめ純正アプリで
iPhoneに魅力付けをする必要があるからです。

残念なことに、Appleが作り出したiPhoneをはじめとするスマートフォンは
デバイス自体が差別化をする部分が非常に少ない製品であり
製品の電池の持ちや、CPUの優劣はあっても、大きく提供するサービスが
変わらないと映るのはその辺りだと思います。

古いiPhoneでも、新しいiPhoneでも回線や製品のスピードに
違いはあれど、 同じスマートフォンである。

また、AndroidというiPhoneのクローン的な存在も同じような画面と
同じようなアプリがあれば、なんとなく同じような製品になる。

Appleのジレンマとしては、旧製品との差別化とともに、Androidとの
差別化が必要になってくるという『差別化』の明確化が必要になってきたというわけ。

iPhone5くらいまではスピードの強化で改善ができ、自社旧製品や
Androidよりも、より良い体験が提供出来ていたわけですが
ココに来て自社純正アプリを無料化に踏み切ったというのが
ひとつの、スマートフォンの正確が明確化してきたことと
メカ的な技術向上だけが、製品の良さではなく、アプリやサービスこそが
今後のiPhoneやiPad、Macを発売する上での強みになるのだなと。

旧iPhoneはAppleのiLifeやiWork関連製品は有料。

っていうのが、この戦略とAppleが明確化した思想にきちんとリンクしているわけで
プロダクトを買うと、そこにのっかるアプリというプロダクトの価値もくっついてくるということ。

WindowsのOSを買っても、Officeはついてこない某社のPC製品とは大きく違う点であり
既にMSさんとMacが製品比較がされなくなった事を見ても分かる通り
MSさんは2周くらいPCのマス化したビジネスからは後れを取っているわけで。

Appleは無料アプリがどんと売れるAppStoreを運営して学び
iPhoneが売れていることの根源が何かを知り
無料の保つ意味を再定義しつつ、無料製品を使うプラットフォームは
しっかりした、いいものが有る方が良いよという印象を作り上げてみたわけだ。
(お客さんは無料は好きだけれど、安定したサービスや遊びには追加課金などできちんと
お金を払う用意はあるし、ツールなどなら、有償でもお金を払うことはする)

現状この動きに追随できるのはノキアとモトローラ位なところだけれど
両者とも、吉報のないまま姿勢を低くしているようで。
(GoogleもMSもデバイスを作る自社以外のメーカーに対しては強い立場がとれないのかもしれない)

ひとつ、面白いこととして、爆発的に品薄状態が続くなど売れた
iPhone5sと、その優秀な兄に隠れて色展開をしたiPhone5cの2製品が
日ごとにその売れ行きがこなれてきて、iPhone5cがなんとなく売れ続けているところだ。

これは、初めに買う人、アーリーアダプターはiPhone5sなどのように高機能な製品が必要であり
ついてくるひと、レイトマジョリティはiPhone5cに(最高の製品でなくてもよいが、iPhoneがほしい)
ということにどうやらなってきているようで、1世代前の製品くらいのスペックだから
やめといた方がいいよと言っても、彼らはそんな製品性の話は聞かずに
どの色にしようかな?という方向に行くのだということ。

まぁ、先にも述べたように、スマートフォンを購入するい以上、デバイス上には
同じアプリが載せられるわけだし、それでいいといえば、それでいいんですがね。

しばらくすれば、iPhone5sの指紋認証の良さなどを又聞きするでしょうし
次の買い替えタイミングでは、iPhone5s相当の最高スペックの
iPhoneを彼ら本来、レイトマジョリティだったひとも買うのかもしれません。
(そうなれば、Appleの戦略は大成功。)
なかなか面白い。

Appleが純正アプリを無料化したというのはひとつの戦略の転換期であり
iPhoneやMacの価値が、実はプロダクトだけではなく、OSやアプリがあってからこそ
ということを再認識したからにほかならないのだと。
(実はこれ、Macintoshができた当初からの常識ではあったのだけど)
基本がきちんと認識できたところで、危うい方向には行かないのだという
意思表示が社内外にできたタイミングなのだと思った次第。

サードパーティ製アプリ群もそうは言ってもiPhoneを見限ることはしないでしょうし
Androidの危ういエコサイクルとは別なところでAppleはこのまま成熟していくのではとおもいます。

 

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